分散は、「データの範囲が平均からどのくらいの広さに散らばっているか」を表した数値のことをいう。つまり、データが散らばっている広がりの範囲を数値化したものが分散である。
前回の項目:変動(偏差平方和)は株価データ数が大きくなるにしたがって、値も大きくなっていく(2条していくため)。
イメージしてみてほしい。
2条するということは、平均値からのズレを表す偏差が小さい(株価変動が小さい)データであっても、2条していくとデータ数が増えれば、それに比例して値も大きくなっていくことになる。
その欠点を避けるために、個体数(全データ数)で割ってみることにしよう。
~~~~~~前回までの流れ~~~~~~
【偏差】
↓
【変動】
~~~~~~ここまで~~~~~~
変動 1250 個体数 6
↓
変動を個体数で割る。
↓
1250÷6=208.3333...
↓
よって、分散は ≒208.33 となる。
この値が分散となる。
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